カテゴリー別アーカイブ: Report

街撮り教室@KOBE 開催しました 2017.10.14

floating dock


– 高速神戸から兵庫港浮きドック、兵庫運河 –

なんだか「涼しすぎる梅雨」のような数日が続いたので開催が危ぶまれたのですが、この日の予報では雨は夕方から。
そして西の空の雲が切れて明るかったので、めでたく開催決行。
3名様のご参加を得てスタートしました。
しかし空模様は思ったよりきまぐれで、時折降り出す小雨に悩まされました。
それでも終了まで大きく崩れることはなく、保ってくれました。

aioi-cho

inari market

先ずは、高速神戸駅から地上に出てからJRの高架をくぐって国道2号線を渡り、川崎重工の正門へ向かう道路をしばらく歩き、角を曲がって解体中の稲荷市場へ。
最後まで残っていたアーケードは取り除かれ、通路の片側は店舗の建物が撤去されていました。
長くそこに在った風景が消えつつある光景にショックを受けましたが、これも世の現実。
これからどう変わっていくのでしょうか。

matsuo inari shrine

hyogo port

市場の東側の松尾稲荷神社で撮影させていただいた後、浜の浮きドックへ。
ここでは雨にパラパラと降られましたが、めげずに撮影。
浮きドックの向こうの兵庫突堤を入れた広い風景、船が入ったドック、折よく出てきたネコ、防潮堤の前に積まれた資材など、引きから寄りまで撮影を楽しめる場所です。

kato-kaiun building

a window

岸壁沿いに歩いて行くと現れる加藤海運のレトロなタイル貼りのビルは、ラウンド形状の角に大きな窓、船を連想させ、映画に出てきそうな建物です。
建物自体はそう大きくありませんが、全体をフレームに入れるにはかなり引いて撮る必要があります。
さらに、下からアオらず水平に撮る場合は画面の下の方(前景)が広くなるため、前景にアクセントとなるモノが欲しくなります。
大きな窓に反射する景色を活かした撮影も楽しみました。

canal promenade

hyogo canal

ohwada bridge

以前の中央卸売市場跡地に最近オープンした巨大なイオンモール(写真を撮り忘れましたが)。
大勢の人でにぎわい、兵庫運河沿いが華やかになりました。
昼食後は、イオンモールの対岸を歩いて大輪田水門、大輪田橋、清盛塚を経て和田岬駅方面へ歩きました。
近年、運河沿いも遊歩道ができたり大きなイベントが行なわれたり、と親しみやすい場所に変わってきました。
そして、イオンの北側の船大工町の運河沿いなどでは、昔からの雰囲気を残した風景を見ることもできます。

JR wadamisaki line

kasamatsu shopping street

wadamisaki station

a black cat at Wada shrine

和田岬線の踏切を渡り、昭和時代の香り漂う笠松商店街を抜け、ノエビアスタジアムの前でUターン。
駅舎が無くなった和田岬駅で撮り、北へ折れて和田神社の鳥居の横を通って中央市場方面へ戻って行きました。
和田岬駅の駅舎が無くなってだいぶ経ちますが、味わいのある建物でした。
残す余地はなかったのでしょうか。
街はいつも変化してゆくもの、とはいえ今の社会には少し余裕がない感じがするのです。

hyogo canal

ぱらつく小雨に悩まされはしましたが、最後に中央市場のある中之島の手前、運河の船溜まりで少し印象的な夕景(曇っていましたが)に出会うことができました。
中央市場前から地下鉄海岸線に乗って三宮へ出て、街撮り教室は終了。

今回も長い距離を歩いていただきお疲れさまでした。

今月はこの後、
10月28日(土)「山撮り写真教室 - 秋の写真散歩@摩耶 –
10月29日(日)「街撮り@灘 - 西灘周辺、摩耶埠頭 –
を開催予定です。
両日ともまだまだご参加のお申込みを受付中です。
みなさまのご参加をお待ちいたしております。


街撮り教室@KOBE 開催しました 2017.10.09

from city hall

– 新港地区から海岸通 ・中突堤・国産波止場跡 –

10月9日(月)体育の日、真夏とまではいきませんが、6月頃の暑さが戻ってきました。
しかし、すばらしい好天。
今回は、神戸の港を撮ろうということで、新港突堤(第1〜第4)周辺、メリケン波止場、中突堤、そして今はなき国産波止場跡(国産上屋の前)、弁天埠頭跡(ハーバーランドのコーナン辺り)、臨港線跡(海岸通南側沿い、ハーバーランド)を歩いて巡りました。
最初に神戸市庁舎24階の展望ロビーに上がって新港周辺を一望。
これから行く第4突堤ポートターミナルに大形豪華客船が泊まっているのが見え、ガイドの方から”セレブリティ・ミレニアム”という船名を教えていただきました。

港湾物流の主力はポートアイランドや六甲アイランドのコンテナバースに移り、在来貨物船対応だった新港突堤はその役割を終え、変わりつつあります。
日本最大の客船ターミナル、第4突堤だけは昔も今もミナト神戸の玄関口として変わりませんが、西隣の第3突堤はフェリーターミナルとなりました。
第1突堤には温泉施設や結婚式場が誘致され、第2突堤も将来観光や商業エリアに変わっていくようです。
外国貿易の最前線という感じはかなり薄れました。
それでも税関やその周辺の建物や倉庫街は海外に向かって開かれた場所の印象が強くあるし、そこに漂う空気には異国の香りが混じっているような気がするのです。

bus

shinko boeki kaikan

shinko area

新港貿易会館の南側。
窓の中からタイプライターの音が聴こえてきたら完璧やな、と思いながらシャッターを切ってます。
中は貿易会社の事務所で、東南アジアの木彫りの象の置物とか水牛の角とか観葉植物を飾っていて、窓際のデスクでタイプ打ってインボイスとか作ってるところ、などとテキトーなシチュエーションを想像しながら歩くのが楽しい。
僕の勝手な想像なので、新港エリアが貿易で賑わっていた頃の実際は、全然違っていたかもしれませんが。

containers

第4突堤ポートターミナル、北側にはコンテナがずらっと並べられていました。

selebrity millenium

そして、これがCelebrity MILLENNIUM
全長300m弱、画角に全部収まりません。
前日に入港し、この日の夜に神戸を出航とのこと。
この日は祝日でしたが、ポートターミナルにこの船を見物に来ている人がそれほど多くなかったのは意外でした。
豪華な船旅、羨ましく思いました。
豪華客船旅行の取材撮影依頼とか来ないかなあ・・まぁ、来そうにないかw
この後、旧国立神戸生糸検査所の前を通って、第3突堤から第1突堤、さらにメリケンパーク、ハーバーランドまで足を延ばしました。

KIITO

kaigandori

かつて、この辺りに水上警察の建物があったと思いますが、現在は芝生の公園になっています。
公園の北の海岸通沿い歩道の外側は臨港線の線路でした(現在は全部歩道)。
海岸通をはさんで北側は旧居留地。
向かって右側のレトロな建物が商船三井ビル、左側が海岸ビル。
二つのビルの間の道を上った先はトアロード。

pigeon

former kobe port signal place
旧神戸港信号所

harborland

メリケンパークはそれなりに、ハ−バーランドのモザイクは非常に多くの人が訪れていました。
メリケンパークのスターバックスは素敵な店ですが、申しわけないけれど観光スポットにこれではヨソの街と同じだなと思いました。
神戸とシアトルが姉妹都市だからというわけではないでしょうけど。
神戸には地元のコーヒーがあると思うのですが。

中突堤西のかもめりあの北側も、国産上屋のすぐ前(国産波止場)まで海でしたが、もう忘れている人も多いと思います(そもそも知らなかった、という人も多い)。
国産波止場は震災で破壊され、その後埋め立てられたのです。
国産上屋のすぐ北側を臨港線の貨物列車が走っていたことも思い出になって久しいです。
ハーバーランド高浜岸壁の南端にある灯台のような外見の旧神戸港信号所は、役目を終えモニュメントとして移設されたものです。
神戸港の航行管制を行なっていた信号所です。
大正時代に第4突堤に建設され、その後第5突堤に移設されて1990年(平成2年)まで使われたそうです。

昔日の風景を懐かしんでばかりいてもしかたがありませんが、街の記憶を探して歩くことは未来図を描くというか、先のことを考える上で役立つのではないかと思ったりします。
足もとに埋もれている街の過去の記憶に、ひょっとしたら未来からの切実なメッセージが隠されているような気が時々するのです。

というわけで、街撮り教室の開催レポートになっているような、いないような長い文になってしまい、申しわけありません。
ここに書いたようなことをしゃべりながら歩いております。
もちろん撮影の技術的なことも話します。

次回は、10月14日(土)
街撮り教室@KOBE – 高速神戸から兵庫港浮きドック、兵庫運河 –
新港地区とはまた違った兵庫港と兵庫運河周辺を歩きます。
ただいまご参加受付中です。


山撮り写真教室 第43回 開催しました 2017. 9.23

天上寺・通天門の日の入を撮ろう

前日の街撮り教室は雨になりましたが、この日は曇り空ながら回復傾向。
降水確率も問題なく西の空は雲が切れ青空がのぞいていました。
夕焼けと日の入を期待して、ご参加くださった6名のみなさまと星の駅前の掬星台を出発。
今回の目的は、摩耶山天上寺の天空の舞台に西に向いて建つ通天門に年に二度のお彼岸の時だけ入る夕日の撮影です。

sky

空の様子を気にしながら天上寺に向かう途中、ススキを撮ったりしながら歩きます。
ところが、幾度か太陽も顔を出しかけたりしていましたが、天上寺に到着後もなかなか雲は切れず。
境内のフジバカマやキキョウなどを撮りながら空の変化を待ちました。

fujibakama

さて、天上寺には、フジバカマの花の蜜を求めて数多くのアサギマダラが南の島への渡りの途中に立寄ります。
この日は、時期が早かったためまだ1匹も見ることができませんでしたが、10月中旬頃には一度に数百匹のアサギマダラの乱舞を見ることができます。
ということで、10月の山撮り教室では、穂高湖に向かう途中の天上寺でアサギマダラに出会える可能性ありです。

from Tenku no butai

話は戻って、ロープウェーから見たはるか西の空は晴れてきていたのですが、日の入を期待してやってきた天上寺の’天空の舞台’から見た西の空は、だんだん霧に覆われて真っ白になってきて・・・。

tenjouji kondo

金堂の向こうの摩耶別山も霧に包まれたりで、

everybody

もう笑うしかなくなりました。

tsutenmon

画面中央が通天門。
もはや太陽が何処にいるのかもわからず。

tenjoji

日の入時刻(17:55)も過ぎて暗くなってきたので、霧に包まれ始めた天上寺に別れを告げて掬星台に戻りました。

kikuseidai

南に面した掬星台では少し霞んでいたものの神戸の夜景が見えました。
掬星台の展望デッキは、夜景を楽しみに来た人達で賑わっていました。
こちらではだんだんと見通しが良くなり、ベイエリアの対岸の灯が見える程になっていきました。

kikuseidai no kankokyaku

しばらくの間、掬星台からの夜景を撮った後、今回の山撮り写真教室終了。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。
通天門への日の入を撮影することができず残念でしたが、来年に期待してぜひまたご参加いただければうれしいです。

次回の山撮り写真教室は、10月28日(土)
「秋の写真散歩@摩耶 - 穂高湖と天狗塚 -」
星の駅から穂高湖を経て天狗塚(長峰山)までの奥摩耶トレイル往復です。
秋晴れの空映す穂高湖とかいかがですか?
ただいまご参加のお申込み受付中です。
詳細はこちら


街撮り教室@KOBE 開催しました 2017.09.22

kiito

– 臨港線の幻と旧居留地 –

今回は、KIITO(旧神戸市立生糸検査所)のロバート・フランク展 ‘Robert Frank:Books and Films,1947-2017’と神戸市立博物館の「開国への潮流 - 開国前夜の兵庫と神戸 -」という二つの展覧会の見学をコースに組み入れました。
ロバート・フランク展については、ストリートフォトの先駆けと言われる彼の写真を見る機会はそう多くなく、街撮り教室に参加される方にはこの機会にぜひ見ていただきたいと考えたのです。

robert frank

ロバート・フランクはスイスで生まれ、1947年にアメリカへ渡りました。
代表作’THE AMERICANS’は、1955年から56年にかけてアメリカ中を車で旅しながら直感的に切り撮った膨大な断片の中から、数十枚を綿密に選び出し取り纏めた写真集です。
フランクの視線とカメラは、繁栄するアメリカ社会の負の側面を捉え、写し出していました。
そのため、当初はアメリカでは受け入れられず出版されなかったという経緯があります。
今回、’THE AMERICANS’の全カットが展示されていたかどうかは確認できませんでしたが、ヨーロッパ時代のポートフォリオ、コマーシャルワーク、映像作品、コンタクトプリント、写真集が数多く展示されていて見応え十分でした。
ロバート・フランクの写真は叙情性を排した写真といわれますが、被写体との距離と言うか空間、あるいは前景から中景、遠景の間の空間には、心を揺らす名状し難い情緒が漂っているのを感じます。

the americans

KIITOに居た間に雨が降り出したようで、少し新港エリア撮る予定でしたが割愛して旧居留地へ。
日本真珠会館、建替えると聞いてたけれど現在まだそのままのようです。
個人的には、このまま残してほしい建築です。

shinju kaikan

旧居留地のカフェレストランで昼食。
その後、神戸市立博物館の神戸開港150年記念特別展「開国への潮流 - 開国前夜の兵庫と神戸 -」を見学に行きました。
開国という潮流の大きなうねりに乗って変わっていく神戸の姿(展示)を駆け足で見る感じでしたが、たぶんあの時代の時の流れも劇的に速かったのじゃないか、そんなことを思いました。

cafe restaurant in the former foreign settlement of kobe

kobe city museum

博物館を出た後、高級ブランドの店舗が立ち並ぶ現在の風景をスナップしながら歩きました。
この旧外国人居留地や港を撮り歩く時、この日触れた1世紀半前のこの地の記憶が呼びかけてくることがあるかもしれない、ふとそんなことも考えます。
ミナト神戸の匂いがする街です。

purada

louis vuitton

10月の街撮り教室@KOBEは、9日(月・祝)、14日(土)開催!
ミナト神戸を中心に撮り歩きます。


開催しました 街撮り教室@KOBE 2017.09.02|街撮り教室@灘 2017.09.14

街撮り教室@KOBE 2017.09.02

– 三宮、元町高架下とメトロ神戸、新開地、湊川 –

厳しい残暑が和らいだ一日、往路は三宮から元町高架下、新開地を経て湊川、東山商店街まで撮り歩きました。
復路は、福原桜筋、湊川神社前、元町商店街、旧居留地北辺を経て三宮へ戻るというロングコース。
ディープだったり、レトロだったり、活力が溢れてたり、艶かしかったり、洗練されてたり、と味わいある街ばかり。
歩行距離が多い街撮りは消費カロリーもそこそこ大きく、けっこうな運動量になります。
少し暑さがましな日ではありましたが、大変お疲れさまでした。

アーケードや屋根がある市場や商店街は、意外に光量が少ない(つまり暗い)ので、ロングシャッターによる手ぶれに注意が必要です。
カメラのISO感度設定をオートにしている方も多いですが、ここはISO800〜3200くらいまでの間の固定感度に設定する方がよいでしょう。
かく言う僕も、歩きながらシャッターを切ることも多く、よくこのような場所でうっかり低感度に設定したままブレた写真を量産してしまっています。

Sannomiya, Kobe

used electric shop, Motokoh

Motokoh 5

higashiyama market

Higashiyama market

 

 

街撮り教室@灘 2017.09.14

– 水道筋とその周辺 –

「普段は買い物に訪れる街を、カメラを持って歩けば風景の見え方が変わるのではないか」という実験的動機で参加してくださる方もいます。
われわれはカメラを持つと、写真を撮るため五感や記憶をより働かせようとします。
その結果、普段何気なく見過ごしている物や場所の存在に敏感になるのだと思います。
いつも歩いている水道筋の商店街や市場でも、店と店の隙間の風景や見落としていたポスターや消化器の収納箱が気になったりします。

そして、レンズを通してカメラがとらえる風景は、必ずしも狙った通りの(というか希望通りの)写りにならず、悔しがったりするか、あるいはふと気付いたりします。
写真は、自分の心情や認識など軽くふっとばしてしまうことがままあることに。
自分が「こうであれ」と思っていたものは、写真によって覆されることに。

kobe guest house maya

along the museum road

old cargo line trace and the tunnel

nada chuo market

fire extinguishing equipment storage box

nada chuo market

hatahara-higashi market

junk cameras


山撮り写真教室 第42回 開催しました 2017. 8.26

晩夏の写真散歩@摩耶

kuri

曇りがちで、摩耶山上は久しぶりに涼しい1日となりました。
今回は、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトデジカメ使いの5名の女性が星の駅に集まってくださいました。
摩耶自然観察園を中心に天上寺までのハイキング道を写真散歩しました。

sizen-kansatsuen

7月までは摩耶山の其処此処に咲いていたアジサイもすっかり色褪せました。
山上にはそろそろ秋の気配も漂い始め、シバグリが落ちていたり、赤く小さなミズヒキの花が目立つようになってきました。
自然観察園のあじさい池はコウホネに覆われ、その葉の上いるのは、眠っているのか起きているのか分からないまだ若そうなシュレーゲルアオガエル。
繁殖行動に忙しいヤンマ類、シオカラトンボ、イトトンボ類に混じってアキアカネも飛んでいました。

Schlegel's green tree frog

Common skimmer

毎回話題になるのは、露出モードについて、絞りとシャッター速度の関係です。
今回も露出と、さらに接写のポイントについてたくさん質問を受けました。
やはり絞りとシャッターと露出の関係が、多くの方が最初に出会う壁なのだと思いました。
それを理解し、身につけて帰っていただくためにもっと努力しなければとまた実感。

balloon flower

開催案内にお弁当が必要と書き忘れたため、今回はみなさんとCAFE702で昼食。
その後、天上寺へ向かい、境内に咲くキキョウやナデシコなど秋の花の撮影も楽しみました。
帰路掬星台の手前で、南西諸島への渡りの途中のアサギマダラを見かけました。
この日は1匹だけでしたが、9月になれば増えてくると思います。
また、この日は涼しかったからなのか、カラ類,ホオジロ類、エナガ、メジロなどがいつもより多く姿を見せてくれました。
というわけで、真夏とは様子が違ってきた、秋近し晩夏の山。
楽しんで撮っていただくことができたでしょうか。
ご参加くださったみなさんに感謝いたします。

snap on the road

次回は、9月23日(土祝日) – 天上寺・通天門の夕日を撮ろう - です。
みなさまのご参加をお待ち申し上げます!

 


街撮り教室@灘 開催しました 2017.08.13

– 王子公園界隈、臨港線跡、水道筋 –

8月11日の山の日からの3連休、お盆休みと重なった人も多いと思います。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
連休最終日の13日(日)、街撮り教室@灘を開催しました。

oji01

時々雲が空を覆うことがあったもののまずまずの好天でした。
今回は、王子公園の界隈からスタート。
阪急の高架下沿いを歩き、ゲストハウス萬家にも少しお邪魔し、ミュージアムロードから神戸文学館へ。
「冬が来る前に」坂の途中から振り返って港を撮り、坂を下り灘駅を通り抜けて臨港線跡。
すっかり殺風景になったタカバシで、臨港線在りし頃の写真を出してきて現況と比較。
摩耶山にはマヤ遺跡がありますが、麓の市街地では遺跡化する間もなく姿形が大きく変化してしまうこともままあり、痕跡のカケラすら残っていないことさえあります。
小さな過去の痕跡から町の記憶を辿っていくことはノスタルジックと見られがちです。
しかし、今そうやって小さな痕跡を写真に撮ることは、「過去の具体的な記憶を残して欲しい」という遠い未来からの要望に応える仕事ではないかと思うのです。
昼食後は、水道筋へ向かい遅い昼食。
今回は、参加者の方のお知り合いの「農カフェ」さんへ。
淡路の由良の鯵がメインディッシュ、おかずの品数が多いランチで腹一杯に。
その後、水道筋の市場と商店街を巡りました。

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今回は絞り優先、シャッター優先、プログラムオートをどう使い分けるかが、わりと大きな話題になりました。
広角で絞り込んでパンフォーカスな風景を撮ったり、望遠で絞りを開けて背景をぼかしたりする場合は絞り優先、水や風の流れや動きを表現する場合や流し撮りの場合はシャッター優先で、など。
街撮りでスナップ主体の場合は、シャッターチャンスを逃さないためにプログラムオートは大きな武器になります。
結局、被写体の違いやどんな風に撮りたいかによって動作モードを使い分けるのですが、それに慣れるには、ベタですが数多く撮って各モードの使い方を体に覚えさせることが近道です。
というわけで、最後は水出しコーヒーのCafeあんごで打ち上げ、今回の教室は無事終了しました。

ご参加くださったお二人に感謝申し上げます。

さて、8月の街撮り教室は、さらに8月20日(日)、24日(木)、27日(日)の3回開催予定です。
まだまだ参加お申込み受付中です。
みなさまのご参加をお待ち申し上げます!

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山撮り写真教室 第41回 開催しました 2017. 7.22

納涼トワイライト - 夕空を撮ろう –

start!

星の駅を颯爽とスタート! この後、もうおひとりが到着。

日中、青空に夏雲浮かぶ良い天気に恵まれ、参加してくださったみなさんと颯爽と星の駅をスタート。
毎夏恒例のトワイライト開催、- 夕空を撮ろう -が始まりました。
星の駅に着くまでのロープウェーの窓から見たこの日の夏空とベイエリアの眺めのすばらしさに、夕焼けへの期待も高まっていました。

Osaka-bay area

午後4時、ロープウェーから見えた素晴らしい夏空

west-kobe

夕方5時の西の空

ところが、スタート地点から徒歩5分の夕日のポイントに着いて西の空を見て「あれれ?」
なんだか空全体に雲が掛かっていて、まだ西の空の上の方にあった太陽も雲のディフューザで輪郭ボケボケ。
ロープウェーから見た空と、東と西の違いはあれどあまりにも違う。

Akashi-strait

明石海峡方面の眺め

昨年7月の山撮り写真教室では、まずまずの夕焼け空に出会えたのですが今年はどうなるのか?
結果が下の写真です。

yuzora

雲に阻まれた日の入直前。夕焼けならず(この日の日の入は19:09)

というわけで、残念ながら美しい夕空や日の入後の残照(マジックアワーとかゴールデンアワーと呼ばれる)もカメラに収めることができなかったのですが、今回もカメラの露出モードの使い方や露出補正などについて学んでいただきました。
そして、「前景の花を強調し背景をぼかすにはどうするのか」、「遠景・中景・近景の配置で遠近感、奥行き感や立体感を出す」など質疑応答(実技説明)の時間も長く取ることができました。

Night view from Kikuseidai

掬星台からの夜景

 

宵闇が深くなる前に掬星台へ移動。
掬星台からの夜景は、日本三大夜景のひとつに数えられています。
夜景を楽しみに登ってきた大勢の観光客のみなさんで賑わっていました。

今回は感動の夕焼け空を見ることができなかったのですが、夕空撮影は9月23日(土祝)にも予定しています。
秋の彼岸の中日です。
この頃は日の入の方角は南寄りになっていき、播磨灘に落ちる夕日を見ることができます。
次回の夕空撮影(9月)も、みなさまどうぞよろしくお願い申し上げます
来月の山撮り写真教室、8月26日(土)も、現在ご参加申込受付中です。

今回ご参加くださったみなさま、まことにありがとうございました。
よろしければ次回9月へのご参加もお待ちいたしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。


街撮り教室@KOBE 開催しました 2017.06.11/ 06.25

– 三宮から北野、山本通、元町高架下 –

6月の街撮り@KOBEは、11日と25日に開催しました。

kitano zaka

両日とも前半は雨にたたられ、後半は晴れ間ものぞくという変化の大きな空模様でした。
三宮から北野坂、ハンター坂の間の細道を行き来しながら、北野異人館の中心街へ。
メインストリートは外すとか異人館を撮りに行くのではないなどと言いながら、萌黄の館、風見鶏の館、北野の天神さんの石段とか、ちゃっかり撮ります。

が、僕が脳裏に思い浮かべその幻影を追いかけるのは、異人館ブームが興った70年代末から80年代初頭の北野辺り、あるいはもう少し昔の北野辺りかもしれません。
静かな住宅街でありながら北野坂のドン突きや異人館通り(山本通)にもラブホテルが建っていて、宵の帳が降りてから訪れる者たちにとっては、淫靡なネオンサインが誘う一夜の街でした。
今、昼間訪れるこの街は中途半端にテーマパークみたいで、40年近く昔の匂いやイメージを感覚することはなかなかありません。
現在も観光のメインストリートから外れた場所にホテル街が残っているのですが、そこを直接撮るのは今回のプラン外。
雨天でも賑わう異人館街を抜けてトアロードの西へ渡ると、風景はがらっと変わって少し昭和の残り香漂う商店も並ぶ筋を下って県庁前へ。
さらに元町高架下、元町通へと向かいました。
今回は、神戸の観光名所・北野異人館街をメインに少々ディープな高架下界隈まで撮り歩きました。
新しい発見はあったでしょうか?
両日とも雨で撮りにくい中、ご参加いただきありがとうございました。

さて、
神戸の街を撮る時、神戸らしい風景を撮ることを念頭に置かれることが多いかもしれません。
でも、僕はそういう意識はどこかへ放り出して撮ろうとしています。
異国情緒だとか港町だとかお洒落なファッションだとか洋菓子の街だとか、既にいろいろなメディアによって集約され定義された神戸らしいイメージを追いかけて撮ることを全て悪いとは言いませんが、「神戸らしい」「神戸を象徴する」というような当てはめは、街さらに世界を見る目が狭められている気がしてイヤなのです。
では、あなたは神戸の何を撮ろうとしているのかと尋ねられても、返答に窮してしまいます。
心の底に眠っている記憶や憧憬を呼び覚ます光景に出会った時、思わず撮る衝動に駆られます。
僕は、「神戸を撮る」というよりも「神戸で撮る」という感覚なのです。
もちろん、神戸も含め世の中を見る時の目線というものはあります。
と言っても大それたものではありませんが、小市民的な目線と衝動で目の前の光景を撮り続けていくつもりです。
僕の目線とカメラが捉えた世界のひと隅のほんの一瞬を、可能な限り多く写真で記憶していきたいです。
○○らしいとか、こうあるべきとか、一面的な見方で世界を表現することは僕の目指すところではありません。

kitano1

kitano2

kitano3

 

a stray cat

an old radio receiver


山撮り写真教室 第39回 開催しました 2017. 5.20

初夏の奥摩耶を撮ろう

lake hodaka

穂高湖とシェール槍 定番の構図

明るく瑞々しい新緑のシーズンが終わらないうちにということで、今月も第3土曜日の開催。
すばらしい好天に恵まれ、この上なく爽やかな1日でした。
恒例となった初夏の奥摩耶彷徨、新緑の穂高湖を目指して摩耶山頂掬星台をスタートしました。
この日はロープウェーに乗っていた時に眼下の森の中からキビタキのさえずりがよく聴こえたのですが、穂高湖までの道中、そして穂高湖畔でもよく聴くことができました。
昨年も感じたのですが、摩耶山に渡来するキビタキが増えている?
沢筋の梢からはオオルリののんびりとしたさえずりも爽やかに響き、バードウォッチャーには素晴らしい季節です。
天上寺の裏の摩耶別山、アゴニー坂のてっぺん付近ではツツドリの姿も目撃。
近くでホトトギスも鳴いていたので、あとカッコウが出れば杜鵑類(とけんるい=カッコウ科)の三兄弟そろい踏みだったのですが、そううまくいかないのが世の常。
のっけから鳥の話に脱線してすみません。

koajisai and yamatsutsuji

コアジサイ(手前)とヤマツツジ

穂高湖までの道中いたるところで萌黄色の若葉や少し緑が濃くなった青葉が、陽の光を透かして魅せてくれ、森の中で妖しく燃えるヤマツツジの紅い花も衣装的でした。
コアジサイはまだ蕾状態のものがほとんどでしたが、月末には咲きそうです。
これらを撮りながら、絞りを開けて前後をぼかして被写体を強調する方法や、マクロレンズでの接写方法を試していただきました。

hodakako iriguchi

穂高湖入口

目的地の穂高湖では、湖面に映える空と新緑と青葉を、いろいろな場所から撮ることができました。
黄砂の影響か空気中の水蒸気のせいなのか、澄み切った青空でなかったのは残念でしたが、夏の予感がする
空の色でした。
ここには写真を掲出していませんがこの日は自然の家のカヌーの講習も行なわれていて、その時ばかりは色鮮やかなカヌーと高校生たちの歓声で、湖面は活気に溢れていました。

hodakako 03

新緑と湖面

hodakako 04

空と新緑を映す湖面

a small cove

小さな入り江

at the top of the mt.cher

シェール槍の頂上で

湖畔で昼食の後、私たち山撮り写真教室一行は、湖の周遊路を辿りながらさらに違ったアングルから湖面と新緑を撮っていきました。シェール槍にも登ってピークハントの気分も味わいました。
周遊路を一周して穂高湖入口に戻ってきてからは、奥摩耶ドライブウェー沿いに歩いて掬星台に戻りました。

metasequoia

メタセコイア

a frog

モリアオガエル or シュレーゲルアオガエル どっち?

途中、自然観察園のあじさい池へモリアオガエルの卵があるかどうか見に立ち寄りました。
残念ながら卵は確認できませんでしたが、コウホネの葉の上にいる小さなカエルを見ることができました。
今回はいいお天気で、爽やかな初夏の摩耶山の撮影を楽しんでいただけたかなと思います。
ご参加くださったお二人にお礼申し上げます。

さて、梅雨が近づき、摩耶山上は5月末からヤマボウシとアジサイの季節です。
コアジサイから始まり、中旬からはヤマアジサイが咲きそろいます。
次回の山撮り写真教室は、6月24日(土)、雨の季節なのでインドアでスタート。
摩耶ロープウェー星の駅2FのCAFE702で、「雨の日はカフェで写真を学ぼ - カメラの基礎 -」を開催します。
前半は、使いこなすためのカメラの基礎講義とちょっとだけカフェ撮影、後半は外に出てアジサイ撮影実習。
雨降りならば、じっくりカフェメニュー撮影実習で、SNSやブログにアップする写真をレベルアップ。
みなさまのご参加をお待ち申し上げております。

今回撮影した写真は、ここに載せきれなかった分も含めてヤスワンフォトスのFacebookページにアップしています。
ぜひごらんになってください!