晩夏の写真散歩@摩耶
曇りがちで、摩耶山上は久しぶりに涼しい1日となりました。
今回は、一眼レフ、ミラーレス、コンパクトデジカメ使いの5名の女性が星の駅に集まってくださいました。
摩耶自然観察園を中心に天上寺までのハイキング道を写真散歩しました。
7月までは摩耶山の其処此処に咲いていたアジサイもすっかり色褪せました。
山上にはそろそろ秋の気配も漂い始め、シバグリが落ちていたり、赤く小さなミズヒキの花が目立つようになってきました。
自然観察園のあじさい池はコウホネに覆われ、その葉の上いるのは、眠っているのか起きているのか分からないまだ若そうなシュレーゲルアオガエル。
繁殖行動に忙しいヤンマ類、シオカラトンボ、イトトンボ類に混じってアキアカネも飛んでいました。
毎回話題になるのは、露出モードについて、絞りとシャッター速度の関係です。
今回も露出と、さらに接写のポイントについてたくさん質問を受けました。
やはり絞りとシャッターと露出の関係が、多くの方が最初に出会う壁なのだと思いました。
それを理解し、身につけて帰っていただくためにもっと努力しなければとまた実感。
開催案内にお弁当が必要と書き忘れたため、今回はみなさんとCAFE702で昼食。
その後、天上寺へ向かい、境内に咲くキキョウやナデシコなど秋の花の撮影も楽しみました。
帰路掬星台の手前で、南西諸島への渡りの途中のアサギマダラを見かけました。
この日は1匹だけでしたが、9月になれば増えてくると思います。
また、この日は涼しかったからなのか、カラ類,ホオジロ類、エナガ、メジロなどがいつもより多く姿を見せてくれました。
というわけで、真夏とは様子が違ってきた、秋近し晩夏の山。
楽しんで撮っていただくことができたでしょうか。
ご参加くださったみなさんに感謝いたします。
次回は、9月23日(土祝日) – 天上寺・通天門の夕日を撮ろう - です。
みなさまのご参加をお待ち申し上げます!