森の宵待ちカフェOWL 開催しました 2016.8.14

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前日までに比べてやや雲が増えることもあった8月14日でしたが、夏らしい強い陽射しが残る午後4時に宵待ちカフェOWLは、摩耶山上掬星台からスタートしました。
先日の山の日の夜、同じ奥摩耶でアオバズクとおぼしきフクロウ類が目撃されていて、この日も出現を期待していました。
5時半頃まで、子どもの丘や自然観察園で野鳥を観察しながら過ごし、その後夕日が見える尾根のテラスへ移動してMOTOKOTOのヴィーガンフードとカフェタイムを楽しみ、フクロウを待つ予定でした。

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涼しくなった夕方の森では、枝の間を飛び回るエナガ、ヤマガラを眺め、あじさい池ではシュレーゲルアオガエルやオタマジャクシ、イモリ、ミズスマシ、ヤンマ、イトトンボなど水辺の動物や昆虫を見ることができました。

予定通り5時半頃、カフェの荷物を持って尾根のテラスへ向かうためいったん掬星台へ戻ったところ、雷のためロープウェーが運転休止のアナウンス。
空が曇り遠くで雷が鳴っていたので、カフェタイムは掬星台の東屋で過ごし、天候状況がよくなれば尾根の方へフクロウ探索に行くことにしました。

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今回のMOTOKOTOさんの特製メニューは、ヴィーガンのチリコンカンと全粒粉のトルティーヤ、巨峰とジューシーオレンジのゼリー、バナナとココナッツミルクのスムージー、MOTOKOTOさんのご実家の果物屋さんからイチジクをいただきました。
飲み物は、岡本のラヴニールというカフェのコーヒー豆3種、オーガニックティーなど。

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麓では一時的に豪雨となった地域もありましたが、幸運なことに摩耶山上は少し降っただけですみ、日没の頃には雷も遠ざかっていました。
その後、以前よくフクロウが現れた西側に開けた海の丘、東に開けた風の丘に向かい、暗くなってくる8時前まで出現を待ちました。
その間一度、ホッホーと鳴いたような声が聴こえたのですが、ほんの一瞬のことで確認できませんでした。
雷雲が去った後は、月が明るい夜になりました。
月明かりの下、掬星台に戻ってこの日現れた野鳥の種類を確認する「鳥合わせ」を行ない、この日の宵待ちカフェOWLを終了しました。
ご参加のみなさま、まことにありがとうございました。

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宵待ちカフェOWL、今年は今回が最後です。
次回のMOTOKOTO & 山撮り写真教室のコラボ企画は、来月9月18日(日)「秋の野点ハイキング」です。
詳細は、あらためてご案内させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。