– 出町柳から東今出川通・吉田山周辺・北白川を訪ねて –

すっかり初夏の陽気の5月5日、祇園四条から京阪電車で出町柳へ。
叡山電車の出町柳駅前は、ここを起点に出かける人で賑わっていました。
百万遍の交差点まで来ると、10連休中のためか少し人通りが少ないような気がしました。
京大キャンパスに挟まれた今出川通も、銀閣寺道までは人通りも多くなくのんびりと散策できました。
途中疎水分流が並走するあたりは、新緑眩しく初夏の風が薫る住宅街の静かな散歩道です。
疎水を渡るそよ風に入り口の白いカーテンがふわりはためくカフェshizukuで早めの昼食を摂り、銀閣寺道から南へ折れて吉田山に登りました。
白川通を隔てた哲学の道と銀閣寺方面は多くの人で賑わい混雑していましたが、吉田山の東麓は、静かな午後です。
吉田山の山腹には、石畳の道に沿って落ち着いた佇まいの家屋が並んでいます。
そして、坂道の途中からは五山の送り火で有名な大文字が望めました。
5分ほど登れば山上です。
山上のカフェ茂庵でお茶を飲みたかったのですが、入店待ちの人が多く入るのを断念しました。
そして森の中のなだらかな坂道を下って麓へ戻り、真如堂へ。
秋の紅葉がとても美しい場所ですが、新緑のイロハカエデも透明水彩絵の具で描いたみたいに瑞々しく輝いていました。
真如堂の次は、少し東に出て白川沿いに南へ向かい住宅街を通り抜けて岡崎へ。
平安神宮の界隈まで来ると人通りが増えてきました。
静かな街撮りはこの辺りまでで、東山三条からは三条通を西へ歩いて繁華街での街撮りにスイッチ。
夕暮れまで寺町通、裏寺町、錦小路、河原町通を撮り歩き、総歩行距離は15kmを軽く超えました
次回は梅雨時の6月に西陣、さらに7月の祇園祭宵々山を予定しています。


















