– 住吉・御影・旧西国街道 –
6月半ばというのに梅雨入り宣言未だ無く、この日も好天でした。
阪神御影駅の真下にある神功皇后由来の沢の井からスタートしました。
沢の井の周囲の昭和なレトロ感溢れる風景が我々を惹き寄せます。
南の御影浜まで下った後、旧西国街道の浜街道に並行する御影郷の剣菱、菊正宗、白鶴が集まる酒蔵地域(昔の酒蔵の外観を見ることができるのは資料館のみですが)を歩きました。
本嘉納の菊正宗の社屋は、旧居留地あたりにも似合いそうなレトロビルです。
嘉納治五郎翁生誕の地の記念碑もあります。
酒蔵のイメージとは違いますが、歴史を感じさせる風景に向かってシャッターを切り続けました。
菊正宗の東には、白嘉納の白鶴の工場が続きます。
白鶴酒造資料館(昔の酒蔵)で酒造の歴史に触れ、純米吟醸酒などを試飲させてもらいました。
その後、本住吉神社の御旅所からと菊正宗酒造記念館も巡って阪神住吉駅方面へ向かい、昭和の残り香漂う阪神電車の高架沿いをスナップしながら再び阪神御影へ戻りました。
最後に、高架下の御影市場や高架沿いの通りを大手筋までスナップして歩きました。
今回は、酒蔵地域以外ほとんどが普通の町の日常風景ですが、阪神・淡路大震災を経ても変わらず残った懐かしさ漂う場所もところどころありました。
繁華街を撮るときのような興奮とリズムはなかったのですが、普通の街並みの日常風景を撮り歩いてみることもなかなか楽しいことだと思います。
今後また同コースでの開催を企画しますので、ご興味ある方はぜひご参加いただければ嬉しいです。