フクロウウォッチング」タグアーカイブ

森の宵待ちカフェOWL 開催しました 2016.7.24

曇り模様の摩耶山上。
しかし、雨降る気配はなく、MOTOKOTO & 山撮り写真教室の「宵待ちカフェOWL」は、掬星台の東屋で食後のクレープの準備からスタートしました。
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16時前後から参加者のみなさんが掬星台に到着。
初摩耶山の方もいらっしゃいます。
挨拶と自己紹介やフクロウについて説明の後、掬星台の展望デッキから神戸港や市街地とベイエリアの景色を眺め、夕空撮影とカフェのベースになる尾根のテラスへ移動。
ところが、こちら側はなんと霧景色。

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ごく短い時間雲が流されて太陽の光が見えかけた以外は夕焼け空は望めそうになく、どちらかといえば幻想的な霧景色の撮影へと変更となりました。

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フクロウの探鳥は、よく声を聴くことができた山頂の森から旧天上寺奥の院跡へ出掛けました。
しかし、そこではフクロウに出会えず。
尾根のテラスに戻り、MOTOKOTO特製のヴィーガンフードを楽しみながら出現を待つことに。

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この日のメニューは、灘の糸(灘区産の素麺です)を使ったヴィーガン・ジャージャー麺。
そしてデザートには淡路の自然農の全粒粉を使ったクレープ、にしむら珈琲のコーヒーやオーガニックティーなど(すみません、ジャージャー麺の写真撮影が抜けていました)。
堪能させていただきました、クレープ最高でした。

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さて、霧という天候も影響したのか、完全に日が暮れてからもしばらく粘りましたが、以前フクロウが現れた尾根の樹上にもこの日は現れずでした。

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ミストシャワーのような霧の中、掬星台へ戻りました。
残念ながら今回はフクロウに出会えず。
また次の機会の楽しみに、ということで、しばし掬星台から霧の夜景楽しんだ後、星の駅で解散となりました。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました。


森の宵待ちカフェOWLのご案内 7月24日

MOTOKOTOと山撮り写真教室のコラボ企画 第6弾

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ニットカフェ、カリグラフィー講座、味噌作りワークショップ他、幅広くマヤカツ中のMOTOKOTOと
山撮り写真教室のヤスワンフォトスがコラボして山遊びのおいしい部分をいくつかまとめて楽しむ企画第6弾。

「森の宵待ちカフェOWL」

摩耶山のフクロウに会いたい。
フクロウは、食物連鎖の頂点に君臨する森の主。
薄暮の森で樹上に佇むシルエットは神秘的。
けれどもその姿を見る目にする機会がなかなかありません。
そこで森の主を一目見たい方や自然に触れたい方に向け、出現の可能性が高い場所でフクロウを迎えよう、と
「森の宵待ちカフェOWL」を開催します。
出現を100%保証することはできませんが、出会えればその瞬間に感じる自然の息づかいが心を震わせることまちがいなし。

7月24日 日曜日は、森の宵待ちカフェOWL(オウル=梟)へようこそ♪
場所は、摩耶山頂に近い自然の展望テラス。
ヒグラシの声と赤く染まりゆく空、暮れゆく播磨灘の眺め、そしてMOTOKOTOのヴィーガンフードと飲み物を楽しみながら、フクロウの訪れを待ちます。
また、待つだけでなく周辺の森へ探索にも出かけます。
さらに、美しい夕空を撮影するミニ山撮り写真教室も開きます。
カメラはケータイ、チェキ、そして一眼レフまで何でもOK!
バードウォッチング用の双眼鏡は、お持ちでなければ不要です。
山歩きもバードウォッチングも写真も初めての方大歓迎!
MOTOKOTO 羽田宗子とヤスワンフォトス 岡本康司がご案内します。

■開催日
7月24日(日)

■集合時刻・場所
16:00 摩耶ロープウェー 星の駅

■開催場所
摩耶山頂、 摩耶自然観察園付近

■終了時刻・場所
20:30 星の駅
前後に多少ずれることがあります

■参加費用
2,500円

■定 員
10名

■持ち物
カメラ(ケータイ、チェキ、コンパクト、一眼レフ等)
操作に不慣れな方は使用説明書もご持参ください。
ヘッドランプや懐中電灯など足もとを照らすライト
防寒具・雨具もお忘れなく。
歩きやすい靴でお越しください。

■お申込み方法
件名を「宵待ちカフェ」とし、下記(1)~(3)項を本文にご記入のうえ、Contactページからメールでお申し込みください。
または、直接ヤスワンフォトスのinfo@yasuwan.com宛にメールしていただいてもけっこうです。
(1) 氏名
(2) 携帯電話番号
(3) ご住所

.comドメインのメールを受信拒否設定にされていると、当方からの返信メールが届きませんので、すみませんが受信許可にしておいてくださいね〜

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前回の「春霞宵待ちカフェ」のメニュー

■その他
当日16時以降の降水確率50%以上の場合、中止とします。
まやビューライン(ケーブル/ロープウェー)が運休の場合、中止とします。
雨天・荒天等での中止の場合、メールでお知らせします。
MOTOKOTOとヤスワンフォトスのFacebookページおよびヤスワンフォトスのホームページでもお知らせします。
URL http://yasuwan.com

山頂の星の駅へは、麓の摩耶ケーブル駅から摩耶ケーブルと摩耶ロープウェーを乗り継いでお越しいただけます。
摩耶ケーブル駅へは、JR灘、阪神岩屋、阪急王子公園駅南から坂バスの利用が便利です。

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昨夏の「森の宵待ちカフェOWL」ご参加のみなさま


春霞宵待ちカフェOWL 開催しました 2016.4.23

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天候は曇りで、夕方からは降水確率は40%でした。
MOTOKOTOと山撮り写真教室のコラボ企画「春霞宵待ちカフェOWL」は、掬星台で行なわれていたマヤフェスの賑やかな歓声をバックに、華やかに開幕しました。
雨はなく上々の滑り出しでした。
まず、MOTOKOTOの羽田さんからオートミールクッキーが配られました。
オートミールは食べたことがないし、オートミールクッキーも初めての味。
ほのかな塩味が美味しかったです。

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フクロウ待ちを始める5時まで、掬星台のすぐ北の摩耶自然観察園でバードウォッチング。
降り出しそうな空模様にもかかわらず、コゲラの群れ、カラ類の群れ、エナガを中心とした混群がにぎやかに迎えてくれました。
この日の目当ては、そろそろお目見えする夏鳥の青い鳥、オオルリ。
コマドリ、ウグイスと共に日本三鳴鳥の一角を担う、声も姿も美しい小鳥です。
気温も低いのでまだ出ないかとあきらめ始めた時、幸運なことにピールーリーというさえずりが聴こえてきました。
南方からやって来たばかり(たぶん^^)の雄でした。
縄張り争いの真っ最中らしく、ソングポストに落ち着いて美声を聴かせてはくれず、縄張り確保のために飛び回っている感じでした。

もうしばらくすると、雌が渡って来て番(つがい)ができ、巣作りが始まります。
その頃になれば、雄は、雌と巣を守るため、縄張りの境界に何ヶ所かある木の梢で「ここはオイラの縄張りだ」と高らかに歌うようになります。
オオルリは、これから7月にかけて山の谷筋で見られます。
この夏、皆さんぜひ摩耶山へオオルリウォッチングにもお越しください。
今回は植物に詳しい方が参加してくださり、自然観察園内の木についていろいろ教えていただくことができました。
普段と別の角度から森を見ることができ、山や森への思いがより深くなっていきます。

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途中からポツポツ降り出した雨は小雨となりました。
果たしてフクロウは来るのか。
夕空がきれいな自然のテラスで、播磨灘の夕日を眺めながらMOTOKOTOスイーツと飲み物を楽しみ、優雅にフクロウのお出ましを待つ予定の「宵待ちカフェOWL」は、少し場所を変え、同じ尾根上にある東屋で開くことになりました。
ここは、海は見えないけれど東側の視界が開けた広場になっていて、周囲の森の様子もよく見えるので、フクロウも見やすい場所です。風があったこの日は、木の葉ずれの音が海の波の音のように絶えず聞こえていました。

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今回のカフェメニューは、「おからと米粉のガトーショコラ、お豆腐とお野菜のココット。
全て乳製品、卵など不使用のヴィーガンです。
お砂糖は体に優しいてん菜糖、メープルシロップを使用。
ドリンクは、地元御影のにしむらコーヒーさん自慢のハウスブレンドの携帯ドリップコーヒー、玄米コーヒー、オーガニックティー、オーガニックハーブティーなど」MOTOKOTOブログより転載 ^^。
ココットはもはや’ 料理 ’、ガトーショコラは見た目以上にボリュームがあり、美味しかったです。
しばらくして、熱気がここまで飛んできていた掬星台のマヤフェスが終了し、摩耶山上は、ふぅとひと息ついて脱力したみたいに、急に静かになりました。

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雨と霧で夕日は望めず、気温もさらに下がってきました。
昨年夏から通算3回目の宵待ちカフェでしたが、今回は天候に阻まれてフクロウとは出会えませんでした。
しかし、これから秋にかけて、山中や山上でフクロウの「ホッホ、ゴロスクホッホー」という声を聴く機会も増えると思います。
今年は秋までに、できれば複数回の宵待ちカフェOWLを開催したいと思っています。
その機会にまたぜひご参加いただければうれしいです。
今度は一緒にフクロウに会いましょう。
日程が決まり次第、本サイト、Facebook、Twitterでご案内させていただきます。
今回ご参加くださったみなさま、まことにありがとうございました。

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